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めまいがする場合に8種の漢方薬で対応しよう!

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回転性と浮動性の二つの症状がある

めまいには、大別して二種類の症状がある。ひとつは、ちょうど遊園地のメリーゴーラウンドに乗ったときのような回転性のものである。もうひとつは、エレベーターや船に乗ったときのような、ふわふわした感じの浮動性のものである。

めまいの原因

回転性めまいが起こるのは、内耳など耳に関係する病気があるときである。内耳にはからだの平衡を保つ働きがあり、バランスがくずれることでめまいが起こる。代表的な病気は、難聴や耳鳴りをともなうメニエール病である。回転性めまいのときは、耳鼻科の領域である。

浮動性めまいは、脳そのものと脳底の血管の病気によって起こる。脳動脈硬化症・高血圧症・低血圧症(いわゆる立ちくらみ)・貧血症などの病気が考えられ、この場合は内科あるいは循環器系の専門医にみてもらうべきだろう。

なお、浮動性のものにはこのほかにも、心因性のめまいや中毒性のめまいがある。心因性のものは、ノイローゼや更年期障害によるものが多く、自律神経が乱れるためである。中毒性のものは、ガス中毒・食中毒・薬物中毒などが原因になる。

水毒によるものと診断する

漢方では、めまいのことを眩暈(げんうん)といい、水毒(すいどく)(前述参照)によって起こるものとされる。現代医学的にも、たとえばメニエール病では内耳に水腫(すいしゅ)ができるのだから、通じるところがあるわけである。水毒には、朮(じゅつ)・茯苓(ぶくりょう)・沢瀉(たくしゃ)・猪苓(ちょれい)などの利水剤を配合したものを用いるが、以下の処方はいずれも水毒の薬方である。

めまいがする場合の漢方薬8選

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

胃がふくれ、たたくと振水音が聞こえ、尿量が減少し、動悸のある人のめまいに。

半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)

胃アトニーのある人で、腹部が軟弱で、足が冷え、頭痛・吐き気のある人に。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

貧血症の人で、足が冷え、頭になにかかぶっているような重いめまいに処方する。

真武湯(しんぶとう)

腹部が軟弱で、下痢ぎみで、手足は冷え、脈は弱く、からだがゆれるようなめまいに。この処方は附子(ぶし)(トリカブトの根。使い方によっては劇薬)が配合された附子剤であるが、附子もまた有名な利水剤である。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

ノイローゼにともなうめまいに。目標は、のどになにかつまっている感じだ。

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

のぼせて、顔が赤く、気分がイライラして、落ちつかず、不眠ぎみの人に。

三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)

上の症状で、便秘のあるものに。

釣藤散(ちょうとうさん)

老人の、頭痛をともなうめまいで、気分が重く、肩こりなどを訴えるものに用いる。

頭を低くして横になるとよい

めまいは、胃が弱く神経質な人に多いが、症状があらわれたら、すぐ頭を低くして横になることが大切である。

歩行中なら、立ちどまってうずくまるか、何かによりかかって回復を待つ。

民間療法

足浴(そくよく)といって、足を熱いカラシ湯であたためると、めまいに効く。大きなたらいに湯を適当に入れ(熱めがいい)、その中にカラシ粉を入れる。時間は一〇~一五分。カラシ粉がなければ、コショウかショウガのおろしたものでもよい。大根の干葉(ひば)を入れるとなお効果的である。

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