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ピーマンの持つ効果や効能について

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▼抗酸化、解毒、美肌

一昔も前になろうか。サラリーマンの間で「あいつはピーマンだから」と話しているのを飲み屋などで耳にしたもの。見た目には瑞々しくても中身がないことをたとえた悪口らしい。たしかにピーマンは果肉がないから、頼りなくみえるかもしれないが栄養面では優れものなのだ。最近では緑だけでなく、赤、橙、黄、黒とカラフルで栄養豊かなオランダパプリカも出回り、いっそう存在感を強めている。

ピーマンとは

ピーマンは南アメリカのアマゾン川周辺が原産でナス科の一年生草本。日本には明治の初期に伝えられたというが、辛くないトウガラシの味に馴染めず、ほとんど普及しなかった。ピーマンやシシトウガラシのような辛くないトウガラシの仲間にも人気が出たのは洋食化が進んだ戦後のことである。

ピーマンの効果、効能

栄養面で特筆すべきはビタミンCの含量であろう。同じ仲間のトマトより4倍も多い。しかもピーマンのCは加熱による損失が少ないのが魅力だ。脂溶性のビタミンAを効率よく摂るためにも油で炒めて食べるのが合理的。免疫力を高め、抗酸化力によるガンや動脈硬化を予防するだけでなく、美肌効果も期待できるだろう。

ピーマンにはビタミンPもたくさん含まれている。Cの酸化を防いでその吸収力を強め、Cと協力してコラーゲンの生成を助ける物質だ。その結果、毛細血管を丈夫にし、血管壁をしなやかにして高血圧症になるのを防ぐ働きへとつながる。また鮮やかな緑の素であるクロロフィルは血中コレステロール値を下げたり、抗酸化力があるのでガンをはじめとする生活習慣病の予防に役立つ。

もう一つ、ピーマンの成分で見逃せないのは珪素というミネラルだ。爪や毛の発育に効果のある物質で、頭髪が淋しくなった人などは補給を心がけるとよい。さらに食物繊維も比較的多いから便通を促し、腸内の老廃物排出や解毒の効果も期待できる。青菜類の不足する夏場などは貴重な栄養供給源だ。

摂取方法

夏バテのような疲労回復に手っ取りばやく薬効を期待するには、生のピーマンにレモン、リンゴ、トマトなどを加えてジュースにするのがよい。そのあとカロテンの吸収を高めるためにピーマンの肉詰めや油炒めなどを補給すれば、成果は倍増するはず。民間薬としてはピーマンとアスパラを煎じて高血圧に飲む方法が伝えられている。

このように有用なピーマンだが、弱点は独特の青臭さが抜けないことだ。子どもに嫌われる理由もそこにある。だから調理のときは加熱に強い特性を活かして強火で炒めるとよい。食感もかなりよくなる。細かく刻んでギョウザやハンバーグの具材に混ぜてしまうのも、子どもに食べさせる方便だ。

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