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玉ねぎ(タマネギ)の効果や効能について

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▼抗菌、強壮、鎮静

色白は七難を隠すという諺がある。これは女性のことだが、それを彷彿とさせるのが玉ねぎ(タマネギ)だ。「玉ねぎ(タマネギ)やひと皮むきし肌の白」は俳句。「枯葉色ぬげば玉ねぎ(タマネギ)白い肌」(アイ子)は川柳。いずれも玉ねぎ(タマネギ)の艶やかな白い肌をうたっている。しかも玉ねぎ(タマネギ)は、スタミナ増強や神経の鎮静に効くことも明らかになった。現代人にとってはまさに救いの食材なのである。

玉ねぎ(タマネギ)とは

玉ねぎ(タマネギ)はユリ科の越年草で、植物分類ではニンニクなどと同じ仲間だ。ペルシャあたりが原産地といわれ、食用としての歴史はエジプト文明までさかのぼる。日本には江戸の後期に渡来したらしいが、栽培が始まったのは明治も後半になってから。それも一般に普及したのは食生活の洋風化が進んだ昭和も戦後のことであった。

玉ねぎ(タマネギ)はその名のように鱗茎が球の形。生のときは独特の辛味と刺激臭があって、刻むと目が痛くなり涙が出る。刺激成分の少ない甘玉ねぎ(タマネギ)もあるが、日本で栽培する大部分は辛玉ねぎ(タマネギ)だ。刺激成分はネギ類に特有のアリル硫化物である。これには消化液の分泌を促し、新陳代謝を盛んにしたりビタミンB1と結合して吸収を助けるので、玉ねぎ(タマネギ)の生食は疲労回復に役立つ。生食するときは薄くスライスして15分ほど空気中に放置すると成分が多くなる。

玉ねぎ(タマネギ)の効果、効能

玉ねぎ(タマネギ)を栄養面からみると、カルシウム、燐のほか少量のビタミンA、B1、Cなどを含む程度。しかし主役は硫化アリルで、B1と結合してアリチアミンという形になると血中に長くとどまり、多様なB1効果を持続するのが特徴だ。さらに硫化アリルは血中脂肪の燃焼、抗菌だけでなく、血栓を溶かす効果も確認されている。

もう一つ、玉ねぎ(タマネギ)の薬効で見逃せないのは薄茶色の外皮の成分だ。これにはポリフェノールの一種であるケルセチンや配糖体のルチンが含まれており、毛細血管を丈夫にしたり強力な利尿効果がある。外皮5~10グラムを500㏄の水で半量に煎じて数回に分服し続けると、腎性高血圧にも効くという。

民間療法

さらに民間療法では、いろんな利用法があった。寝つけないとき生の玉ねぎ(タマネギ)のおろし汁を盃に2杯ぐらい飲むとよいとか、同じ汁はリウマチの痛みも和らげてくれるなど。新薬がなかったころは玉ねぎ(タマネギ)に生姜や山芋を加えて煎じた液を結核に用いたこともあるという。栄養補給の知恵だった。

オニオンスライスには強精効果もある。精がついて淫を発すると修業僧が禁じられている大蒜、韮、生姜、葱、辣韮を五蕈と呼ぶが、わたしは玉ねぎ(タマネギ)もこれに加えるべきだと思う。杉田玄白は「六十前に朝立ちが消えるのは罪悪だ」と言っている。そんな悲哀を感じている人は玉ねぎ(タマネギ)を細かく刻み、これに卵黄と七味唐辛子を入れてかきまぜ、熱いご飯にかけて食べてみてはどうだろう。

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