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里芋(サトイモ)の効果や効能とは

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▼成人病予防、整腸

単に芋といえば、俳句の世界では里芋のことを指す。花は桜をいうのと同じだ。山芋、ジャガイモ、薩摩芋、自然薯など数ある芋類でも、里芋は代表とみなされていることになろう。「芋の葉の八方むける日の出かな」は、朝露に里芋の広い葉が輝いている光景。味もさることながら、観葉植物のような自然の形態もまたよい。

里芋(サトイモ)とは

里芋(サトイモ)はインドが原産地といわれる里芋(サトイモ)科の宿根作物。『万葉集』にも出てくるから日本への渡来はかなり早かったのであろう。大きく成長した親芋を食べるヤツガシラと子芋を食べるイシカワワセがあり、一般に里芋(サトイモ)と呼ばれるのは後者だ。親子兼用種のアカメや形の変わったエビイモ、タケノコイモなどもある。

里芋(サトイモ)の効果、効能

里芋(サトイモ)の特徴は独特のぬめりであろう。粘りの素はガラクタンという糖類と蛋白質が結合した成分だ。ガラクタンは肝臓の働きを助けたりコレステロールを除去するので、成人病の予防によい。ぬめりにはムチンも含まれていて、体内でグルクロン酸をつくり、胃壁の潰瘍を防ぐのにも役立つ。

カリウムの含有量も豊富だ。カリウムは体内から余分なナトリウムを排泄して血圧が上昇するのを抑えたり、水分を調整したりしてくれる。炭水化物の糖質は一割強でイモ類ではカロリーが最も低い。つまりダイエット食に適しているわけで、里芋を主食にしている熱帯アジアに肥満体が少ないのもうなづけるだろう。

民間療法

民間療法では里芋(サトイモ)を湿布に用いる。里芋(サトイモ)をすりおろして小麦粉と酢を混ぜ、ペースト状にしたものを布にのばして肩凝り、打撲、打ち身、捻挫などに用いるのだ。乾いたら取り替えながら繰返し湿布すると、熱や炎症を除く作用がある。虫刺されには葉柄をつぶして汁をつけると効く。

里芋料理のおすすめは豚肉との南部煮である。豚肉の蛋白質とビタミンB1、さらにサラダ油のEが加味されて、バランスのよいおかずが出来上がるはず。「芋煮えてひもじきままの子の寝顔」(秀野)は待ちきれずに寝入ってしまったのか。懐かしい囲炉裏端を思い出す。けんちん汁、おでん、コロッケ、味噌田楽など、里芋(サトイモ)を使った料理は消化がよいので、育ち盛りにも老人にも適している。

里芋(サトイモ)を調理すると手がかゆくなる人がいるが、ぬめりに薬効成分があるので有効に使いたい。手に塩か重曹をつけて調理すると、かゆくなるのを防ぐことができるだろう。石けんで洗ってもすぐとれる。里芋(サトイモ)の旬は九月から十二月まで。泥つきのものを求めて早めに調理することだ。高温高湿になるとカビが生えるので要注意。皮をむいて水に漬けたものも出回っているが、薬品処理したのもあるので避けた方が無難だろう。

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