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カテゴリー:カ行の食材
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小松菜(コマツナ)の効果、効能とは
▼強壮、緩下、消炎 東京が原産地の冬菜がある。小松菜(コマツナ)だ。昔は冬にとれる野菜ということで冬菜とか雪菜と呼ばれていたが、東京の江戸川西部から広がったことにちなんで、小松川の地名をとり「小松菜」の名が… -
ゴボウの食材としての効果、効能について
▼整腸、消炎、利尿 船頭衆ときんぴらごほうは色の黒いが味はよい、という。子どもが駄々をこねたり、酔っ払いがくだを巻いたりすると、「ごんぼ掘るな」とたしなめる地方もある。駆けっこで後から何人も抜き去ることを、… -
葛(クズ)の食材としての効果、効能
▼発汗、解熱、鎮痛 昔は子どもが風邪を引くと、すぐ葛湯をなめさせられたそうだ。食べさせられたと云うべきだろうか。葛粉を濃く水で溶いたあと、ちょっと砂糖を加え、熱湯を注いで撹拌したのが葛湯である。そのころの親は、風邪… -
食材としてのキュウリが持つ効果や効能について
▼利尿、消炎、湿疹 「市人の路地抜け通ふ胡瓜もみ」という句がある。身近な野菜といえば誰もが思い浮べるキュウリ。それを薄く刻んで塩で軽くもみ、酢に浸して生節などを加えた庶民的な食べ物が胡瓜もみだ。キュウリはパ… -
キャベツを食べて得られる効果、効能
▼抗潰瘍、鎮痛、便秘 梅雨が始まるころから、キャベツの珠が太りだす。葉牡丹を思わせる葉が白緑の珠を抱いて朝露に濡れているさまは新鮮だ。玉菜とも甘藍ともいう。「家路の娘玉菜を抱きて幸福に」とあるように、誰から… -
キノコの食材としての効果、効能とは
▼抗腫瘍、成人病予防 秋の風味と言えばキノコである。あえて松茸といわないのは、庶民とあまりに縁遠くなってしまったからだ。「匂いマツタケ、味シメジ」といって、何もマツタケにこだわることはない。茸の料理も多彩で… -
菊(キク)の食材としての効果、効能について
▼鎮静、解熱、鎮痛 秋を代表する花は菊である。中国では延命辰寿の花として重んじられ、紀元前七世紀ごろには栽培されていたという。日本には奈良時代に遣唐使が持ち帰ったと伝えられる。平安期から雲上人が菊花の宴や重… -
からし菜の持つ効果、効能とは
▼鎮痛、消炎、浄血 「芥菜を好める齢子に弱し」その漬物はピリッと辛味があって旨い。東北地方から北海道にかけて盛んに栽培される。その名のとおり芥子の原料になる野菜だ。からし菜の種子は和ガラシやマスタードに変身… -
カボチャの食材としての効果、効能とは
▼滋養、駆虫、消炎 冬至にカボチャを食べる風習は、中国から見習ったものだという。昔の中国の暦では冬至がいまの正月にあたる。この日には小豆粥を炊いてカボチャとコンニャクを食べ、柚子湯に入って疫鬼を払った。冬は… -
カブの食材としての効果や効能とは
▼胃弱、去痰、消炎 『日本書紀』にも登場するくらいのカブは、古名をナズナと云った。つまり春の七草の1つに数えられるもの。中国には諸葛孔明が戦の合間をみて食糧の補給にカブをつくらせたという伝説があり、諸葛菜と…