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内科を受診する前に知っておきたい、風邪に効くおすすめ漢方薬4選

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「熱があって病院に行くのが辛い…」

「風邪に効く薬は眠くなるから使いたくない…」

「胃に優しい漢方薬を使いたいけど、どれを選べばいいのかわからない…」

そんな方のために、今回は風邪に効く漢方薬を紹介していきたいと思います。

漢方薬は気軽にドラックストアや薬局、オンラインストアでも買えて、とても手軽ですよね。風邪をひいた時、いつも似たような症状に悩まされるというケースが多くありませんか?そんな方は、漢方薬を常備しておくのも良いですね!

 

薬で風邪は治るのか

そもそも風邪薬で風邪は治りません。とはいえ、「薬を飲んで風邪の症状が軽快した!」という経験をお持ちの方は多いと思います。

なぜ軽快したと感じるのでしょうか。

理由は2つあります。

  1. 自然治癒力
  2. 風邪薬による一時的な症状緩和

一般的に”風邪“と呼ばれる病気は、自身の「自然治癒力」で治しているのです。そして、その自然治癒力を最大化するには体力が不可欠で、風邪によって体力が消耗しないで自然治癒力が十分に引き出せるよう、辛い症状や食欲不振などを一時的に緩和する風邪薬が用いられます。そのため、自分の体の状態に適した風邪薬を選ぶことは、風邪の治りを早めるためのポイントになります。

 

風邪薬を漢方薬の中から選ぶメリット

西洋薬の場合、処方される医薬品は「症状」に基づいて決められるのに対し、漢方薬は患者それぞれの体質やライフスタイル、症状に合わせて決定されます。また、風邪の場合は、その進行の度合いである「病期」も漢方を選ぶ上で重要になってきます。

「胃腸に負担がかかる薬は避けたい…」「仕事で運転があるので眠気があるのはちょっと…」という方なら、西洋薬より胃腸の負担が少なく眠気がでない漢方薬を積極的に取り入れることをお勧めします。

漢方薬は西洋薬に比べると聞きなれない名前ばかりなので、「選ぶ」という作業自体が難しいかもしれません。しかし、自分に合う漢方薬を見つけることができれば、同じような症状であれば、次回は受診しなくても薬局で購入したり、ネット通販を利用して翌日配送してもらうことさえできるため、とても便利です。

 

漢方薬を選ぶ前に自分の「病期」を知ろう

東洋医学では、風邪にはその進行の度合いによって3つの病期があると考えるため、その病期に合わせて漢方薬を選ぶのが基本になります。それぞれの病期において現れる症状や治療の目的が異なるのでご紹介します。

急性期(初期)

風邪の初期の段階で、原因となる邪気(じゃき)がまだ体の表面(皮膚、喉、鼻、関節、筋肉など)にとどまっている段階です。

【症状】上気道症状、発熱、寒気

【治療の目的】発汗による解熱

【どのような漢方を選ぶべきか】麻黄を含んだ漢方薬

亜急性期(中期)

風邪が治りきらず、邪気が体表から体内に侵入して消化器症状を伴う状態

【症状】食欲不振、気管支炎症状

【治療の目的】発汗療法は避け、消化器症状や気管支炎の症状を緩和

【どのような漢方を選ぶべきか】胸の苦しさや不快感、口が苦い、食欲がない、吐き気などが見られる場合は柴胡を含む漢方薬を服用する

回復期

体が邪気に抵抗した結果、体力を消耗し、胃腸が弱っている状態

【症状】倦怠感や疲労感

【治療の目的】体力の回復

【どのような漢方を選ぶべきか】補中益気湯などの漢方薬を、体力が改善するまで1〜2週間継続して服用する

 

内科で使われる漢方薬4選

風邪に用いる漢方薬は非常にたくさん種類がありますが、ここでは急性期(風邪のひき始め)に用いる漢方薬と、亜急性期(熱が下がってきた段階で咳や鼻水などの症状が続くなど)に用いる漢方薬を2つずつ紹介したいと思います。

葛根湯

【病期】急性期

【体力】中等度以上

「風邪と言えば葛根湯」と言われるほど、昔からなじみの深い漢方薬です。発熱や寒気、頭痛、首の後ろのこわばりなど、風邪の初期症状

がある場合に用います。

体を温めて発汗を促すために用いるため、汗がほとんど出ないという方には非常に効果的です。コップ1杯の「お湯」による服用でさらに

効果が高まります。

ただし発汗作用のある麻黄が含まれていますので、胃腸が弱い方には向きません。また風邪の引き始めに有効であるため、風邪をひいてある程

度時間が経過した場合には不向きです。

 

麻黄附子細辛湯

【病期】急性期

【体力】虚弱

上気道症状、寒気、微熱、顔色が悪い方に使用します。

比較的体力がなく、手足が冷えやすい高齢者、女性の方に向いています。頭痛や寒気などがあっても、熱感は少なく、熱はあっても微熱程度のような場合に対応します。

麦門冬湯

【病期】亜急性期

【体力】中等度以下

痰があまりでない、またはきれにくく、咽頭が乾燥して違和感がある時に、強い咳が続いているような方に用います。

熱によって体の水分が失われ乾燥しきってしまった喉を潤すことで、喉の違和感を減らし咳を鎮める効果があります。

 

小青竜湯

【病期】急性期

【体力】中等度、やや虚弱

うすい水のような痰、透明でサラサラした鼻水、くしゃみ、アレルギー性鼻炎などの方に適した漢方薬です。

花粉症やアレルギーの薬は眠くなる成分が多いですが、こちらは眠くなる成分が入っていないので、車の運転やテスト勉強をしなくてはならず、眠くなると困るという方に適しています。コップ1杯の「お湯」による服用で、さらに効果が高まります。

 

まとめ

ご自身の病期や体力、症状に合った漢方薬はありましたか?

今回ご紹介した4つの漢方薬はほんの一部に過ぎないので、当てはまる漢方薬が見つからない場合は、お近くの薬局やドラックストアで相談してみることをお勧めします。

最後に、一般的な風邪はウィルスによる感染症が原因のことが多いので、2〜3週間程度で症状は治ります。しかしあまりにも長引く場合は、他の要因も考えられるため、医療機関やかかりつけのクリニックなどを受診し、担当の医師にこれまでの症状の経過や薬の服用状況を伝えるようにしてください。

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